05月12日ついったー発言まとめ

  • 05:19  オサマ・ビン・ラディン殺害その後。セキュリティが非常に厳しくなった以外は、特に変わりなし。 今更だけど、パキスタンにいる人間として思ったことを書いてみる。
  • 05:19  1. パキスタンにはカントンメントという特別な住居エリアがある。ここには、軍人の家族などが住みセキュリティが非常に厳しく、車や人の出入りはすべて記録され(一応そういうことになっている)、レイモンドデービスの事件以来、外国人が居住することが出来なくなった。
  • 05:19  2. 外国人は相当優秀だと言われるISI(秘密警察)に尾行や盗聴、場合によっては盗撮も行われ、常に監視下にある。 3. パキスタンで実権を握っているのは軍である。
  • 05:20  オサマ・ビン・ラディンはアボダバードのカントンメントに住んでいた。これをISI始め軍当局が知らないはずは絶対ない。外国人の居住禁止措置はレイモンドデービスの事件ではなく、むしろ、オサマ・ビン・ラディン容疑者の安全確保のために行われたのかもしれない。
  • 05:20  過去に911の時に同様の措置が執られたが、レイモンドデービスの事件がそれに匹敵する事件だとは思えない。(というか毎日カントンメントに住んでいるのに、夜、銃声が聞こえるような国で他人を撃ち殺す事件は、たぶん特別ではない、特にラホールは。スタッフでも突きつけられた人間はいる)
  • 05:20  住んでいた豪邸とされる家は、豪邸ではない。カントンメントにある家は通常あの程度ではなくより上を行くのが普通。特にコンクリートむき出しな壁やあまり広くない建物の間取りなどは、周りから浮いていたんじゃあないかと思ってしまう。
  • 05:20  カントンメントには、交差点ごとに軍人が突撃銃を持ってうろうろしており、重機関銃も検問所には装備されていることがある。対空砲などはない(まあ少なくともムルターンには)。
  • 05:20  しかし、いくらステルスヘリで夜中だとはいえ、この地区にヘリで降りて(報道が真実ならば)銃撃戦の末殺害を果たし、関係資料を素早く持ち帰り、攻撃されることなく退去することは、いくら何でも不可能ではないか。
  • 05:20  以上の点から、パキスタン軍当局(どこまでのレベルかはわからないが)はオサマ・ビン・ラディンを匿っていた。がそれがアメリカにばれてしまい、攻撃が行われる直前に知らされて反撃をしなかったのではないかと、今では思う。
  • 05:21  なお、陰謀説が飛び交っているものの、アメリカが嘘をついても得になるとは思えない。しかも反米感情の強いパキスタンで、万が一嘘だとばれたらどういう風になるかわからないような危険なことをするとも思えない。
  • 05:21  パキスタンとの同盟がなくなれば、アフガニスタンでの戦闘はよりいっそう困難になる。
  • 05:22  という書き込みは、もちろん全部秘密警察は読んでいるでしょう(笑)日本語も理解するスタッフがいて当然だろうし。

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